ごだっくのぽんぽこ珍道中

日々のネタやロードバイクの旅ログ的な、他人様の役に立たない日記を書いてます

2015年 真夏のチャリ旅行 [東京 - 静岡 - 三重]

もうずいぶんと経ったけど、梅雨明け直後の猛暑日が連続する真夏の時期に、東京から三重までの自転車旅行をしておりましたのでその記録を。とはいえ文書でつらつらかいても退屈なので、Facebookに上げたアルバムへリンクを貼るだけで済ませますけども・・・。

2015/7/19-24 東海道チャリンコ旅 | Facebook

期間は5泊6日、走行距離は460km程となりました。本当は野宿体験も含めてもっとワイルドな旅にしたかった気もするのですが、毎日の走行の疲れを確実に取り除いていかないと、続ける事が無理な事はいいかげん自分という者をもう把握しておりますので、全てビジネスホテルでした。相棒は軽いパナチタン。こいつにちょっとだけ大き目なサドルバックをぶら下げるだけのお気楽チャリンコ旅となりました。

だいたいの道程

だいたい東海道沿い行けばいいよね、とあらかじめルートの目安だけを頭に入れて、あとは行き当たりばったりの道選び。箱根旧道の山越えが一か所あるくらいで、あとはほぼ平坦な道をマイペースで走り続けるだけ。初日は小田原を目指し、二日目に箱根の山越え、三日目で富士山が後ろになったら後は西に西にずんずん進んで浜名湖へたどりつき、四日目は渥美半島の先っぽから伊勢湾フェリーで対岸の三重県に。五日目は伊勢から海沿いに松坂、津へ。最終六日目は四日市まで北上して、そこで輪行袋に詰めローカル線と新幹線とで名古屋からズバッと帰還。初めての長旅にしてはなかなかうまく行ったのではないでしょうか。楽しかったなあ。

チャリンコ版「道の駅」

そんな道中感じた事。それは「サイクルベースあさひ」の存在のありがたさでした。街道沿い走っているとほぼ一定間隔でお店があるので、空気入れやパンク後のチューブ買い足しなど、主役のチャリンコのトラブルを未然に防いだり対策したりするのに、便利に使わせていただきました。後から振り返ると、あれはチャリンコ旅行のオアシス、道の駅的な頼もしい存在だったなあと。そこまで意識してのお店展開、経営思想だとしたら惚れそうなんですが、それはともかくとして、こちら一部上場企業だったのですねえ。ユニクロニトリなんかとも比較される現在絶好調な優良企業なんだとか。ふむ、頼もしいっす。

あさひ (企業) - Wikipedia

ところで、道中発生したパンクがどうやらすり減ったタイヤにも一因がありそうで、今にも穴の開きそうな状態だったので、あさひでタイヤを購入して交換しました。それがパナレーサーのLEVANTERという製品だったのですが、これ、パナレーサーのWebサイトには掲載がなくてあさひの方にしか情報がありません。3000円弱と安くて見た目もパナレーサーの堅牢なタイヤそのものなんだけど、LEVANTERという誇らしげな製品名がサイドにドデカく書いてあるんです。あさひ専売のようですが、情報の少ない不思議な位置づけの製品。まあでも分厚くて安心。普段使いには良い製品なのでしょう。

 まあ、本当はパナチタン様にはもうちょっとグレードの高いタイヤを履かせたいところなので、こいつはGIOSに移植して、コンチネンタルでも買ってつけようかなと思っております。ついでに、コンポも、DURA-ACEにアップグレードとか・・・ぐふぐふぐ。

 やはり物欲は尽きない・・・。

 

 

 

GIANTの小さいサイコン、CONTINUUM SYNC

安い/形もシンプル/Stravaと連携できる、という内容に惹かれて衝動購入してから2ヶ月ほど経過。結論からいくとあまり満足いくものではなく・・・、ここらで一度どんな点が不満なのか整理してみます。

giant.co.jp

まず最初に、この機器は2種類の動作モードがあり、どっちかを選んで使う事になります。

  • Sensorモード

別売りのANT+対応のケイデンス/心拍センサーと接続して、そこから得られる情報を表示するモード。ただし、実際にこのモードで使う人はほとんど居ないでしょう。というのは、この機器自体にはGPS機能やメモリがないので、走行中のリアルタイムデータを表示する「だけ」で、そのログはどこにも保存出来ません。ポケットやバッグの中で他のサイコンを動かして記録はソッチに任せて、この機器で状況把握だけする、という使い方はあるのかもしれないけれど、外部センサーが同時に複数のサイコンと接続できるのか不明だし、ちょっと想像しにくい使い方にはなっちゃいますね。

  • PHONEモード

GIANT製スマホ用のアプリ「RIDE SYNC」とBluetoothで接続して、そのアプリの外部モニターとして利用するモード。ケイデンス/心拍センサーにはアプリ側で接続。スマホなのでGPSでルート記録ももちろん残せるし、Stravaなど外部サービスにもログを連携も出来るし、まあこれが実際の使い方になるでしょうね。

というようにここまでは特に不満めいたものはなく、GPSやメモリは搭載されていないのは価格的に当然なわけで、「Sensorモード」の位置づけが微妙なもののまあいいか、というレベルなんですけども・・・。

諸悪の根源「RIDE SYNC」

問題は「PHONEモード」で使用する無料のスマホアプリ、RIDE SYNCにあります。このアプリの出来がまあ良くないっす。StravaやRuntastic、その他メジャーどころのアプリでは当然かつ快適なライディング記録には重要と思われる基本機能が、ざくっと無いんです。CONTINUUM SYNCは悪くない・・・だがしかし、なのです。

アプリ異常終了、その後が・・・

異常終了や操作間違いでアプリが突然落ちる(落としてしまう)事ってまああると思うんです。それはまあしょうがない、起こって当然としましょう。しかし、このアプリはそのフォロー対応がまず良くない。
他のサイコン系アプリのメジャーどころでは、こうした場合はアプリを起動し直してやれば中途半端で切れてしまっているログの途中から再開出来るよう工夫されている訳ですが、RYDE SYNCはそれが出来ない。アプリが落ちたらそこでライド終了です。まあ記録自体がすっぽり消えるような最悪のケースは起きた事は無いですが、消えずに記録されているなら再開も出来るだろうよ、正常終了か異常終了か判別は簡単な事でしょうよ、ブツブツブツ・・・と小一時間ほど問い詰めたくなります。

走行ログのソートが日付の昇順固定ですよ・・・

それと、ライドの記録が積み重なってくると、アプリの狭い画面の中では走行ログの一覧をスクロールする事になる訳ですが、そこが走行日付の昇順固定。昇順というのはつまり日付の古い順に上から並んでいるという事ですが、つまり新しいライドは必ずそのリストの最後部になるという事です。検索や日付範囲指定が無いのはまだわかりますけど、普通は新しいものから見たくなるというのが人情ってもんでしょう・・・。

 

他にもこのアプリへの不満点はあるんですが、そういう大小様々な作りの荒さによって、CONTINUUM SYNC自体の評価も下がってしまうという事をアプリ開発の責任者はもっと真剣に考えるべきです!機器自体はコンパクトで安価で良い製品にもかかわらず、です。あんまり言いたくはないのですが、こういう所が「所詮は中華製だからな・・・」という風評に繋がってしまうのではないかと・・・。

アプリのアップデートに期待

幸いなことに、不満点はスマホアプリ側の「RIDE SYNC」だけに集中しておりますので、今後のGIANTの奮起によって少しずつ改善されて行く可能性はもちろんあります。ソフトウェアなので、やろうと思えば後からどんどん改善出来るわけです。それが救いですな。まあわたくしはそれまではWAHOO RFLKTを新たに買って、Stravaの外部モニターとしてつなげて使う構成にチェンジしますけども。機材選びの泥沼旅行は続く・・・。

 

 

いざ、ミニベロ沼へ・・・

ここにきて、ミニベロ購入を検討中。名目はヨメさん用マシン。いやもちろん名目上ということではなくヨメさんのチャリなんだけど、ちょっと自分も借りてたまに気分変えてミニベロでロングライドなんてのもいいなーと。

候補はこの3つ。

GIANT IDIOM0

安価でお得感高い事で定評のジャイアント。まあ本気志向のレーサーではなくチャリ好きにちょっと毛が生えた程度の趣味人オジサンとしては正直このメーカーのカーボンロードなどメインのラインナップには物欲湧かないんだけど、このIDIOM0はそそる・・・。12万するだけあって本気のロードに近いスペックです。コンポこそTiagra10sだけど、タイヤ細い(23c)、軽い(9.0kg)、ドロップハンドル、ディープリム、カーボンフォーク、と言うようにかなり本物のロード的スペック。またこのシルバーてかてかがカッチョイイ・・・。根っからの金属好きとしてはたまりません。
初ロードバイクとなるヨメさん用にふさわしいのか?という点ではかなりチャレンジングな選択ではあるけども・・・。

giant.co.jp

Cannondale hooligan road

いやかっこいいアメ車。セットアップ済みで納車引き取り待ちの実車をワイズロードで見かけて一目ぼれしてしまいましたがな。いわゆるレフティと呼ばれる片持ちフロントフォークが特徴的。だがしかし、弱虫ペダルでフィーチャーされた事で人気となり、売れまくりにてどこにも在庫なし。近所の馴染みのセオサイクルさんやネットなど方々手を尽くしてみたけど、結局見つけられずションボリ。価格は12万円と、IDIOM0と同じ金額。あくまでヨメさん用という事も考えるとかなりサイズが大きいらしく、今回は縁がなかったか。

www.cannondale.co.jp

Tyrell CX Tourer

めーどいんジャパン。うどん県さぬき市のミニベロ国産メーカー。ここのチタンバイクPK1がメチャクチャかっこいいのだが、さすがにチタンはもう買えない。だがしかし、クロモリのCX Tourerがほぼ同じようなレイアウトを保ち、最上級にステキ。ドロヨケもつけてもかっこいいまま。これは元のスタイルの秀逸さなのでしょうなあ、きっと。ただしお値段は20万円とちょっと予算オーバー。サイズもヨメさんにはちょいと大きいとの事で、こちらもご縁がなかったかな・・・。

CX 概要|ロードサイクルブランドのニューカマーTYRELL(タイレル) 有限会社 アイヴエモーション

ということで・・・

というわけで、全体的に品薄のなか奇跡的に在庫を確保したIDIOM0、買ってまいります。ぐふぐふ・・・。

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ハルヒル2015参加記録

前日の受付

2015年5月17日 曇り。前日受付ということで11時-19時の受付時間に間に合うよう都内の自宅から車で榛名山ふもとの榛名体育館目指してGO。予備情報がなんもなく、ひとまず気持ち早めに11時頃に出発すれば昼過ぎくらいには受付が終わって榛名山周辺の観光でも出来るかな?などと思っていたら甘かった。6000人の参加者が受付に来るもんで、比較的長い時間を受付に開けていてくれているものの、406号線は大渋滞。12時頃に高崎ICを降りてから長かった、、、2時間くらいかけて15時ごろ15kmくらいの道のりで榛名体育館に到着。これでまずひと仕事。

宿は高崎駅のルートインなもんで、受付後はそのまま来た道を戻るのだがこれもやっぱり混んでいて1時間ほどかけて駅前まで。チャリ自走で受付に来てる人達もけっこういたけど、それ正解。もし来年同じパターンで参加するとしたら高崎市街からは自走の方が絶対いい!高崎駅から榛名体育館までは15kmほどっす。

レース当日

2015年5月18日 ちょう快晴。車は宿に残した連れの応援隊に託し、わたくしは先にアップがてら自走で集合場所の榛名体育館まで。朝3:30起床、4:30出発、5:30には会場にて頂上までの荷物預けなど事前の準備は完了。さすがに朝方は若干冷えていて半そででは寒いのでウィンドウブレイカーなど必要。けど陽が昇ればぐいぐい気温もあがりすぐ20度近くにはなるのでそこまで心配なし。この大会のためにルート上は一般車通行止めとなりチャリダー達の戦場となります。スタートの7時まではダラダラとやり過ごし。時間がくればスタート位置まで誘導されゼッケン番号のグループごとに順次アタック開始。本番です。

リザルト・・・

榛名山ヒルクライム in 高崎 - 競技結果

参加したのは「榛名湖コース16.1km 40代の部」。完走した中での年代別順位は11xx / 1524 と散々。全体では 35xx / 4820。トップの高校生男子は38分台でゴール、わたくしは1時間15分台、stravaで設定していたタイムから5分オチ。。まあまず肉体の見た目的にやっぱり周りの皆さんと自分が違うことをまざまざと見せつけられましたし(とくに腹)、健康や肉体の維持になーんも目を向けず失った20年のツケ重さをひしひしと感じましたよ。お綺麗でヤングな女子チャリだーのみなさんにも軽やかにどんどん抜き去られつつ屈辱にまみれる間もなく榛名神社横の激坂を必死でくいつき、なんとか足着かずでゴール・・・自分的には優勝、それでいいんです・・・かね?。来年もタイミングがあえば参加するぞー。要領はもう把握した!(受付の)

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脚をツルツルにして、気合だけは十分・・・。

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前夜祭は高崎駅前の居酒屋どんどん。レモンサワーを3杯ほど注入。

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早朝からぞくぞく集結。まだ6時前。

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スタート待ちでチャリ整列。壮観な6000台。

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快晴。きもちいーー。

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グループにわかれてスタート地点へいよいよ出発。

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ゴール地点、榛名山。ゴールももちろん大盛況。よく頑張ったみなさん。

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ゴールのご褒美、榛名湖。ここまでキツかった・・・。

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下山も順番に。それまでしばし屋台メシなどで休憩。 

KOMと呼ばれる日

まああくまでも自己申告なのでどのような目標設定でも自由なのですが、わたくしはこの区間をきっかり1時間と定めました。そう、都心部に住むクライマー達の聖地「都民の森」を目指すルートです。桧原村役場から都民の森までの約20km。昨年重たいGIOS号で1回だけチャレンジした記録があるのですが、その際の記録は1時間半・・・。もちろん、途中途中で足を着き休み休みかつ、休息中は計測停止だったときの記録。という事からするとかなり無理めですがまあそれくらいの方がやりがいもあるってことで。

で、5月には榛名山ヒルクライムに出てまいります。


「男子40代、16.1km 榛名湖コース」。3/31までエントリー受付中との事。しかしまだ空いてるのかな?けっこう人気らしいので申し込むなら急ぎめがよろしそう。コースはこちら。

こっちは目標を1時間10分に設定。大会前にいちどリハーサル走に行きたいです。

地味にコツコツ少しづつ、盆栽GIOS

GIOSのステム周りとシートポストを、純正の艶消し黒のものから、ぴかぴか金属むき出しの無地ものに付け替えました。何か性能面で不満があったわけではもちろんなく、単にGIOSのロゴがしつこいーなコレ変えたいなーくらいの理由ですけども。すっかり楽しい盆栽趣味と化しております、GIOSいじり。

しかし、ステムもハンドルも思ったより径寸法にバリエーションが多いのにはびびりました&困りました・・・無知ですみません。自分のバイクに合うサイズはどれなのか?なかなか見極めるのに難儀しました。ヘッドスペーサーは店員さんに相談しつつ買ったにもかかわらず家に帰り取り付けようとしたら寸法間違えていて、お店に戻り返品交換してもらう羽目になりましたよ。まあそれも楽しいですけどね。

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つやつや金属がセクシー。風合いがでて少し曇ってくるのがまた楽しみ。

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黒とはまたちがうぶっとい印象。

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こちらも無地。飾りや文字は何もなし。

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主要部分で純正パーツなのは、あとはフォークだけ・・・ぐふぐふ・・・。

 

 

 

昭和の自転車屋さん閉店

私にとっては何の縁もゆかりもないお店ではありますが、近所の昭和な自転車屋さんが閉店のお知らせを出してましたので、これもなにかの巡り合わせということで、通りすがりに撮った写真とともに載せておきます。場所は中野坂上。自転車の商売の世界というのはどうなんでしょう。ロードやMTBのような最先端スポーツ車を扱うのならともかく、ママチャリなど普及車の規格や技術は時代によりころころ変わるというようなものでもないと思うので、長く続けるとしたら実はすごく良い商売なような気もするのですが、閉店せざるを得ない事情でも何かあるのですかね。建物の改築との事なのでそれを機会に廃業のタイミングって事なのかもですね。跡継ぎの人がいないとかなんですかね。まあその辺詮索しても仕方ないですけども。

67年とのことです。長いことおつかれさまでございました。

 

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昭和なたたずまい。ロードマンとか誇らしげに壁にかかってた時代もあったのでしょうなあ。

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67年、長いですわ。おつかれさまでしたほんと。