ただいまタイ料理の修行中なのでございます。トムヤムクンはまぁだいたいコンスタントにウマーく作れるようになったので、最近は屋台風タイヌードルに挑戦中。今日もいきなり思い立ち、作ってみることに。材料はいたってシンプル。
以上スープの材料。まぁガラは粉末ガラスープの素でもいいす。他に具として
- 刻みネギ
- パクチー(根っこ以外)
- チクワ(ルクチンという魚肉団子の代用品)
- トリのムネ肉
- ライム(スダチでもレモンでも可)
- タイビーフン
その他調味料として
- 塩
- 味の素
- ナンプラー(これが無いとね)
- 粉末一味唐辛子
- 酢
- 砂糖
まず沸騰した湯に、スープの具を放り込んで弱火でトロトロ煮込みます。この時ガラの油がかなり出るのでアクとともに取り除いてやります。それと、煮込みをグラグラ強くやっちゃうとスープがにごって見た目がよろしくないと聞いたことがあるのでご注意です。あくまで弱火で長時間、これ最強。途中で塩、味の素を足して味を調整します。でもここではちょっと薄味にとどめておくこと。(なぜ薄味なのかは最後に秘密が...)
トリムネ肉は途中でスープの中に放り込み、火が通るまで10分ぐらい茹で上げた後、食べ易い大きさにきっておきます。スープはまぁだいたい4時間も煮てやればイイ感じに仕上がります。最後の最後にチクワを放り込んでおきます。
別鍋で茹でて湯切りしたタイビーフンをドンブリにあけ、先ほど準備しておいたトリムネ肉、パクチー、刻みネギをのっけて、渾身のスープを注ぎ込み、上からライム汁をジューっと絞ります。んわー、ウマソー。しかし!まだ食べてはいけません!これで完成という訳ではござらぬ、むしろここからがタイヌードルをタイヌードルらしくするための大事な作業なのです!
すっかりキレイに盛り付けたドンブリに、砂糖、唐辛子、ナンプラー、酢の4点セットをかなーりドバドバと注ぎこみます。「ちょっとやり過ぎかも?」位でいいです。これが先のスープを薄味にしておいた秘密なんですから。特に砂糖なんか、正直日本人の我々からしたらかなーり疑問符なのですが、だまされたと思ってやてみるべしです。甘い・辛い・酸っぱい・しょっぱいのバ○でも判る味覚の基本要素が、ドンブリの中でぐにゃぐにゃにまじりあって、なんとも不思議な味と匂いになるのです。ちなみにタイのラーメン屋台には、必ずこの4点セットが備え付けてあるくらい、つまりタイではコレ常識なのですね。
さぁあとは思う存分味わうのみです。いやーこれ、正直いって日本のどこの店のラーメンよりもウマいですぞぃ。おらタイ人でよかったよ。(前世)
で、日記でこれ説明してどうしたいのよ...? >俺。
ちーん。