すでにずいぶん間が空いてしまいましたが、ツール・ド・東北2016に参加してきました。ルートは最長コースの石巻~気仙沼往復211km。制限時間12時間の所をギリギリの11時間55分というタイムでどうにか完走・・・しんどかった。
しんどかった最大の理由はなんといっても「雨」です。9月のまだ気温も高い時期だったのでどうにか冷え切らず体温は保てたのですが、それでも時間が進むごとに雨天走行の気疲れが積もり、脚の運びを鈍らせます。
さらに、身体以上にダメージが大きかったのは大事なチャリの方。12時間も止まない雨、泥水の中を走らされたんで当然っちゃ当然ですが・・・。チェーンも泥水が絡み付いてそうそうに油脂分が抜け落ちキャリキャリと異音を上げる始末。ペダルも同じく泥やら砂がクリートに入り込みペダルと脱着困難な状態に。アチコチ悲鳴を上げるチャリンコをなんとかごまかしつつ走るハメになりましたとさ。
本来はこうした悪条件での走行後はショップに点検出して一通り見てもらいたい所なのですが、私は諸事情(謎)により自前で大掃除。チェーンもクリートもペダルも外して自分でできる限り分解してクリーニング&グリスアップ。ホイールもマビック純正の専用オイルを購入してハブに注油。車体もヒックリ返してワイヤー類も動きが硬いのでメンテルブをチュっと一差し。おかげで半日がかりの中腰姿勢で腰痛に。まあ楽しんでやってますが雨天走行の後始末はほうんとうに大変ですね・・・。
教訓:雨具は万全に
もう二度と、雨の日は乗りません(苦笑)。それが一番。それでも、楽しみにしていた大会が雨天決行でどうしても乗る必要があるならば、雨具はちゃんとしたものが必須かと。今回の東北では雨具無しのノーガードの方やウィンドウブレーカーで代用していた方もおられましたが、途中のエイドポイントで身体を冷やしてしまい唇青くしてガクガクブルブルしている方をかなりお見受けいたしました。ウインドウブレーカー程度ではものの数分で水が漏れるので雨具代わりにはならないようですね(当然か)。雨具もいろいろありますが、はっきり言って生地はゴアテックス一択でないでしょうか。価格は一段高いですが、ムレて不快っていう最悪な状況だけは避けられました。振り返ってみるに、たぶんゴアでなかったら今回の東北は途中棄権してたのではないか?とまで感じる次第でございます。
ごあてくす
雨で着れなきゃ
棄権っす
お後がよろしいようで。

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おいらはコレ。モンベルさんのゴアテックス。軽くてムレなくて、助けられました。
快調に走るワタクシの後ろ姿。この時はまだチャリが大変なことになるとはコレッポチも思わず・・・。
翌日ですでにこのサビサビ。
ごめんなさいね、おチャリさん。奥の方まで泥水の痕跡あり・・・。