通勤快速号 GIOS FENICE のブレーキを、標準のTEKTRO R340からSHIMANOの新105系 BR-5800 に換装しました。
お安くてお得な5800系パーツ
Twitterやブログなどで「効きが悪い!」と率直でネガティブな意見も目立つTEKTROのブレーキ R340ですが、GIOS購入直後の私のドシロウト感覚では正直「まあこんなもんでは?」てなもんでした。そもそも比較対象となる他の製品を知らないですしね。完成車価格を下げるためなんだからある程度しかたなくね?って感覚ですね。ノンキですね。
ところが、パナチタンの購入と同時に6800系ULTEGRAブレーキの効き方を体験するやいなや、とたんにこのTEKTROブレーキのヌメーーっとした効き方が怖くて仕方ない感じに・・・。こりゃやばいまったく止まらんヤツや、と・・・。
今すぐ交換だ!と思い立ち調べると、BR-5800の前後セットは8000円程度。あら安い。ULTEGRAでも12000円程度。モデルチェンジしたばかりで、上位製品の基本構造がそのまま降りてきた5800の方がお得感もあるし、カラーも黒/シルバーから選べるので、ここはシルバーのBR-5800をチョイスといたしました。
15分ほどで簡単交換
交換作業自体は超簡単、素人でも出来ます。ブレーキワイヤーを外してから、ただ一か所でガッチリと止まっている中央の六角ボルトを緩めて旧いキャリパーを取り外し、逆順に新品を取り付けるだけ。ものの15分あれば片方は終わります。とはいえ、ブレーキは全パーツ中でも最重要保安部品ともいえる箇所です。もし失敗していれば自分だけでなく周囲にも迷惑をかける大事故につながる可能性もある訳ですから、作業は慎重に進めましょう(まじめ顔。パーツの純正マニュアルに目を通し、市販のメンテナンスブックやWebサイトからいくつかブレーキキャリパーの交換方法をチェックするなどして、実施する手順の意味と注意点とをモレなく要確認です。
さて交換後の試走の第一印象は・・・こりゃもう別世界。パナチタンのULTEGRAと比較するとレバーの引きがかなり重い感じはしますが、それはSTIレバーのせいなのかもしれません。そもそもの目的だった絶対的な制動力アップと、握りの強弱で効きの強弱をダイレクトにコントロール出来る操作感とが数千円程度の出費で手に入れられるのであれば、この交換は全ての人にオススメしたいと思いました。実用性も満足度も高いカスタマイズですね。
交換前のR340。おつかれさまっした、ゆっくりお休みを・・・。オクでうるようなものでないですし、スペアに取っておきます。
新品BR-5800。全体の作りや各パーツのフォルムはULEGRAとほぼ一緒っぽい。