ごだっくのぽんぽこ珍道中

日々のネタやロードバイクの旅ログ的な、他人様の役に立たない日記を書いてます

Fly me to the moon.

mixi生活が板についてしまったお陰でそっちで日記をつけてしまう癖がついてしまい、このはてなを更新することがなくなりました。まぁ無理やり更新する必要もないのだけれど、あっちはネタ帳みたいな日記だし、たまには日記らしくこっちに書いてみよう。

ここ最近、自分の心境に変化を感じている。あまり言葉で具体化してしまうとネガティブな要素が強くなる気がするのだが、仕事に対する熱心さが薄れてきている。いやまてよ、相変わらず「仕事」に対しての興味は強い。しかしこれまでとってきた方法論には限界を感じ始めている、そういうことだ。

数年前の自分は、1年後の自分を想像してわくわくしながら新しい技術やプログラミング手法の勉強をそれこそトイレの中でまでしていたクチ。しかし今はそいういう作業に魅力を感じない。以前は本屋の技術書の棚に行くと新しい書籍がないかとドキドキしていたわけだが、いまはそんな自分が不思議なほどに無感動*1。おそらくこれは今が人生の岐路だという事を自分なりに感じ取っているからなのだ、とそう思う。そしてその岐路とは、これまでただがむしゃらに吸収する一方だった知識や技術を、今度は逆に応用してより具体的な成果物として昇華させたい、そういう意識の転換点なのだと思う。

正味な話、これまで自分がたどってきた「がむしゃらな勉強」という方法は誰にでも出来ることだ。ほんの少しだけ遊びや眠りの時間を削れば後はやることは決まっているし、実際に多くの人がそれを実践している。しかし、今自分が到達している地点から先には何も道しるべが無く、多くの人間がここで歩を止めてしまい生ける屍のような醜態を無様に晒している。そしてもっと悪いことに、この状況は自分にとって生まれて初めての体験だといいうことだ。これまで通りこのままがむしゃらに進み続けるという選択肢もあるのだろうが、それはしない。やはりこれまでの活動で蓄積してきた機材や材料や工具を組み合わせ、目の前に広がる原野を整地しつつ進むべきだ。たった今、おれは自分の背中に人生片道分だけの火薬をセットした。あとは、股間の導火線から点火するだけだ。誰か火をツ・ケ・テ。

*1:JakartaXML、あと何故かPerlの本は気になっちゃうけどネ